生まれつき皮肉屋。だけど純粋。
絵を描くことは、世界に態度を示すこと。
毒々しくて、どこかメランコリック。
その無垢なる世界を覗く、作家初の作品集。
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THE POCKET ART SERIES 第4弾はイラストレーターの小田原愛美。
グロテスクとエロチックをポップに落とし込んだアイロニカルな作品で唯一無二の存在感を示す彼女。ビームスT原宿で行ったエキシビジョン“HOUSE”、自信でデザインを手がけているブランドI&MEの服や、映像のスライドなどなど合計61作品を一挙に収録。
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小田原愛美
1988年、東京都出身。初めて開催した個展『Playing Dead』(2012年)をきっかけにイラストレーターとして活動を開始。ファッション誌や書籍などにイラストを提供して全国的な知名度を得る。水彩からデジタル、さらには立体まで、枠にとらわれない多彩な技法でアイロニカルな世界観を表現し、毎年個展を開催したりグループ展に参加したりと活動の幅を広げている。2014年に立ち上げたユニセックスブランド、I&MEのデザイナーとしても活躍。JACKSON MATISSEなどのブランドとコラボレーション、Champion Harajuku Storeでのライヴペイント、BEAMS Tで個展『HOUSE』(2018年)を開催するなど、ファッションシーンからも厚く支持される。